神奈川県横浜市青葉区に所在する桐蔭横浜大学ではスポーツ情報戦略論の授業があります。
授業はこれまで3つのステップを通して「ダートフィッシュ」や「動作分析」の基本を学び、この日の授業ではSTEP4として学生が学んだことを活かして分析映像を作成し、プレゼンテーションを実施しました。
※授業はダートフィッシュをほとんど触れたことがない初心者を対象としている。
授業が行われた、桐蔭横浜大学の中央棟。スポーツ系の実習室をはじめとする最新鋭の学習設備や教室が整っている。
「スポーツ情報戦略論」の授業を担当する渡辺 啓太先生
履修している学生全員がプレゼンを実施。分析映像を投影後、着目したポイントや分析結果を発表しディスカッションを行った。(画像はサッカーのインステップシュートを分析している様子)
講義で行われた発表をいくつか抜粋し、使用例としてお届けします。
使用例1:ウエイトリフティング
20kgと145kgのバーベルを持ち上げる際のフォームを撮影し、2画面で比較。体幹や膝の角度を表示している様子。
バーベルの重量が上がるにつれて、徐々にスクワットができなくなる要因として、姿勢の保持に着目した。
バーベルシャフトのみ(20kg)を持ち上げる時のように、
正しいフォームで持ち上げることができるのであれば、何キロでもできるのではないか。
重くなることで、何かしら姿勢が崩れていることが原因で、持ち上げることができないと仮定し、
自分の身体でスクワットをする様子を撮影して分析を行った。
渡辺先生コメント:
2つの映像を一つひとつ見比べるのではなく、左右に並べて同じタイミングで動作を行うようにソフトウェアで編集しています。
さらに、キャプション(字幕)があるため、口頭での説明がなくても、パっと見ただけでどんな映像か理解しやすい工夫をしているのがとても良いです。
また、動画を停止させたり等一連の操作に対して、マウス操作ではなくショートカットキーを使うことで、素早く、スマートに発表を行っていました。
使用例2:バスケットボール
バスケットボールの分析映像その1。踏み込んだ時の膝の角度を表示。
バスケットボールの分析映像その2。ボールリリース時の膝の角度、ボールの軌道、ゴールに当たった後の入射角を表示し、失敗時と何が異なるのか比較した。
渡辺先生コメント:
一方で「バスケットボールの分析映像その2」のように、まずは全体像を撮影してみて、後からいろんな分析の切り口を探すこともできます。
映像分析の大切なポイントとして、4Kなど綺麗に(解像度が大きい)撮影する技術を使うことで
映像は、後から部分的に拡大して取り出すことができます。
この「バスケットボールの分析映像その1」の場合、かなり局所的なケースでピンポイントで撮影しています。 踏み込みの角度は分析できるかもしれませんが、周りの状況をもう一回見たいと思っても それ以外の要素は映っていないため拾うことができません。 ゆとりを取って撮影する意識を持つことで、分析の幅が広がることがあります。
今回自分がスクワットを行う様子を真横から初めて撮影したとのこと。
ウエイトリフティングのスクワット分析映像。20kgと145kgのバーベルを持ち上げる際のフォームを撮影し、2画面で比較。体幹や膝の角度を表示している様子。
講義で行われた発表をいくつか抜粋し、使用例としてお届けします。
使用例1:ウエイトリフティング(スクワット)
バーベルの重量が上がるにつれて、徐々にスクワットができなくなる要因として、姿勢の保持に着目した。
バーベルシャフトのみ(20kg)を持ち上げる時のように、
正しいフォームの維持ができれば、何キロでも持ち上げることはできないだろうか。
重くなることで、何かしら姿勢が崩れていることが原因で、持ち上げることができないと仮定し、
今回初めて自分がスクワットを行う様子を真横から撮影して分析を行った。
渡辺先生コメント:
2つの映像を一つひとつ見比べるのではなく、左右に並べて同じタイミングで動作を行うようにソフトウェアで編集しています。
さらに、キャプション(字幕)があるため、口頭での説明がなくても、パっと見ただけでどんな映像か理解しやすい工夫をしているのがとても良いです。
また、動画を停止させたり等一連の操作に対して、マウス操作ではなくショートカットキーを使うことで、素早く、スマートに発表を行っていました。
講義で行われた発表をいくつか抜粋し、使用例としてお届けします。
使用例1:ウエイトリフティング
20kgと145kgのバーベルを持ち上げる際のフォームを撮影し、2画面で比較。体幹や膝の角度を表示している様子。
バーベルの重量が上がるにつれて、徐々にスクワットができなくなる要因として、姿勢の保持に着目した。
バーベルシャフトのみ(20kg)を持ち上げる時のように、
正しいフォームで持ち上げることができるのであれば、何キロでもできるのではないか。
重くなることで、何かしら姿勢が崩れていることが原因で、持ち上げることができないと仮定し、
自分の身体でスクワットをする様子を撮影して分析を行った。
渡辺先生コメント:
2つの映像を一つひとつ見比べるのではなく、左右に並べて同じタイミングで動作を行うようにソフトウェアで編集しています。
さらに、キャプション(字幕)があるため、口頭での説明がなくても、パっと見ただけでどんな映像か理解しやすい工夫をしているのがとても良いです。
また、再生戻し、止めたり、遅くしたり等、一連の操作に対してショートカットキーが存在します。
作成した分析映像を誰かに共有する際に、映像に対してショートカットを使いこなすことで、もっと便利に、早く、スマートにわかりやすく伝えることができます。
使用例2:バスケットボール
バスケットボールの分析映像その1。踏み込んだ時の膝の角度を表示。
バスケットボールの分析映像その2。ボールリリース時の膝の角度、ボールの軌道、ゴールに当たった後の入射角を表示し、失敗時と何が異なるのか比較した。
渡辺先生コメント:
一方で「バスケットボールの分析映像その2」のように、まずは全体像を撮影してみて、後からいろんな分析の切り口を探すこともできます。
映像分析の大切なポイントとして、4Kなど綺麗に(解像度が大きい)撮影する技術を使うことで
映像は、後から部分的に拡大して取り出すことができます。
この「バスケットボールの分析映像その1」の場合、かなり局所的なケースでピンポイントで撮影しています。 踏み込みの角度は分析できるかもしれませんが、周りの状況をもう一回見たいと思っても それ以外の要素は映っていないため拾うことができません。 ゆとりを取って撮影する意識を持つことで、分析の幅が広がることがあります。
バスケットボールの分析映像その1。踏み込んだ時の膝の角度を表示。
バスケットボールの分析映像その2。ボールリリース時の膝の角度、ボールの軌道、ゴールに当たった後の入射角を表示し、失敗時と何が異なるのか比較した。
使用例2:バスケットボール
渡辺先生コメント:
一方で「バスケットボールの分析映像その2」のように、まずは全体像を撮影してみて、後からいろんな分析の切り口を探すこともできます。
映像分析の大切なポイントとして、4Kなど綺麗に(解像度が大きい)撮影する技術を使うことで
映像は、後から部分的に拡大して取り出すことができます。
この「バスケットボールの分析映像その1」の場合、かなり局所的なケースでピンポイントで撮影しています。 踏み込みの角度は分析できるかもしれませんが、周りの状況をもう一回見たいと思っても それ以外の要素は映っていないため拾うことができません。 ゆとりを取って撮影する意識を持つことで、分析の幅が広がることがあります。
使用例3:バレーボール(長年バレーボールを続けている学生)
バレーボールの分析映像。ボールをリリースした瞬間からの時間、左足とラインとの距離、腕の角度等を表示。それぞれの項目は長年バレーボールを続けている学生が自身で定めた。
渡辺先生コメント:
自分が競技者であるとか、競技フィールドの知識をもっているからこそ、
ここまで分析の着眼点が導き出されたと思います。このことは、分析を行う上で非常に大切なことです。
逆に、バレーボールをやっていない人がいきなりサーブの映像を見たらどうでしょうか。正直なところ、何を測って分析しようか悩んでしまうと思います。
どんな種目でも、分析する状況でも欠かせないことは、競技者やスタッフ、コーチ、トレーナーさんとコミュニケーションをとることです。 今この選手が何を気にしているのか、どんな課題があるのか、競技者ならではの感じていることや知識を いかにサポートする側が引き出せるかがポイントになります。 観察したり、聞いたり等、知ろうとする努力が必要です。
当社スタッフより:
今回初めてダートフィッシュを学んだ学生の中には「これまで幾つかの分析ソフトを使ってきたが、とても使いやすい。もっと早くこんなツールに出会いたかった。」という声もあがっていました。
情報戦略論を学ぶ授業ということで、撮影後の動作分析までで終わるのではなく、情報を発表で伝えて、ディスカッションを行う構成でした。 これらの「撮影、分析、情報共有」までの一連の流れは、ダートフィッシュを用いて行うことができます。
今ある課題に対して、解決方法を提案する力は今後の教育現場で必要なスキルになってきます。 そこまで授業内で取り組んでいたので、「スポーツアナリスト」や「スポーツを科学的に分析する指導者」を目指す学生にとって、改めて素晴らしい環境であると感じました。 また発表の中には、もっと成功したいと言ったようなパフォーマンス向上の内容だけでなく、 選手のケガの予防や、良いコンディショニングを継続するための視点もあり、スポーツ界におけるデータやテクノロジーの重要性を認識しました。
【桐蔭横浜大学 スポーツ健康政策部 スポーツテクノロジー学科について】
スポーツ分野の教育と科学分野の実績をベースに、スポーツコーチング分野、スポーツ情報処理分野、スポーツトレーナー分野の内容をバランス良く融合。
確かなスポーツ指導法、コーチングスキルなどに加え、情報分析能力やトレーナー技能が高い有為な人材を養成します。(引用:大学公式HPより)
【ダートフィッシュユーザー】
渡辺 啓太 (わたなべ けいた)
スポーツ健康政策学部 スポーツテクノロジー学科 専任講師
2018年度は、主な担当授業として「スポーツ映像分析論」「スポーツデータ解析」「スポーツ情報戦略論」を担当。
ダートフィッシュ・ソフトを使うことで、フォームを数値や図形を用いて可視化し、コミュニケーションを円滑にさせることができます。
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