グループトレーニングの概要
「ATRe×ダートフィッシュの融合」
2018年4月2日、島根県出雲市アトリ様にて小学生対象の野球グループトレーニングが開催されました。
今回、ご活用いただいた主催のATRe様は、デイサービスとコンデイショングセンターを併設した複合的施設です。
デイサービスでは高齢者の身体機能改善、生活の質の向上、コンディショニングセンターではキッズの運動能力向上プログラムから高齢者向けの運動教室および栄養教室、スポーツ選手のパーソナルトレーニングなど全世代の健康作りをサポートする施設となっております。
【野球グループトレーニング開催の経緯を教えてください―】
野球選手では野球肘などの投球障害により、引退や退部を余儀なくされる選手が非常に多いのが現状といえます。当施設では、理学療法士の最大の強みである動作分析能力・身体機能の評価能力とダートフィッシュの動作分析機能が融合することでケガをせず、かつパフォーマンス向上を効率良く図ることができるサービスを提供できると考え、グループトレーニングを企画いたしました。
【開催にあたり、ダートフィッシュの映像解析を選んだポイントとは―】
即時的に投球動作の特徴や課題を選手にフィードバックすることができる点です。また、投球動作の関節角度算出や多画面表示を用いることでトレーニング前後における変化点を確認できる点を魅力に感じました。
どんなトレーニングをしたの?
「理想と自分自身を知ること」
【当日のトレーニングではダートフィッシュはどう活用したのでしょうか―】
今回の対象者が小学校低学年〜中学年であったため、遊びの要素を取り入れたスローイングドリルを実施しました。また、股関節周囲のストレッチングを行い、柔軟性改善を図りました。ダートフィッシュはエクササイズ後に一人ずつ投球撮影を行い、今後の課題と意識するべきポイントについて説明しました。
グループトレーニングは3名以上で実施いたします。 投球動作指導だけではなく、肩・肘への負担が少なく、かつハイパフォーマンスを発揮するために必要となる全身柔軟性・バランス能力・筋力の改善を図るトレーニングを提供します。このような土台作りをした上で投球動作の修正を行うのが特徴となっております。
ダートフィッシュ・ソフトウェアは投球動作の各フェーズでの理想的な関節角度とトレーニング参加者の投球角度にどれだけの相違があるか説明するために角度算出機能(アナライザー)を使用いたしました。
また、投球動作を8分割したシートにワンポイントアドバイスを記入して配布しました。本人がいつでも課題を確認できるという点で非常に有益だと考えられます。
現場の声・反響
「問題点のビジュアル化―課題改善を分かりやすく説明」
【子ども達のトレーレニングの成果はいかがでしたでしょうか―】
即座に数値化したフィードバックを行うことで本人のモチベーション向上だけでなく、親御さんへの反応がとても良好でありました。選手は自身の課題が明確になったことで今後の練習に意欲的に取り組むことができると感じています。
【参加者の声や反響・リアクションについてはございましたか―】
選手同士で課題を指摘し合い、「これから意識して取り組もう」という声が聞かれました。また、選手本人だけでなく、親御様の反応が非常に良好でありました。少年野球の現場では科学的根拠に基づいた指導ではなく、根性論の指導を実施しているチームが多く見受けられ、不安に感じる親御さんもいらっしゃると思われます。当プログラムの様に動作の問題点を視覚的に説明し、課題改善のプログラムを分かりやすく説明することで親御さんにとっても安心されるプログラムであると考えられます。
【ダートフィッシュを使わなかった場合、トレーニングの効果に違いはあるのか―】
自分自身の課題に対する理解度が変わると感じています。ダートフィッシュを用いることで、自身の課題を把握することが可能になり、モチベーション向上につながると考えられます。そのため、自宅で行うよう指導した自主トレーニングメニューの実施率が高まり、結果として効率的に動作改善・パフォーマンス向上につながると予測されます。
【最後に今後の展望をお聞かせください!―】
今後はスポーツ現場に赴いて選手のエクササイズ指導と投球動作解析を実施する予定であります。カメラ1つで場所を選ばず即座に分析ができるダートフィッシュの利点が活用できると考えます。
世界各国で使われている理由を見てみませんか?
「ニーズに合った完璧なソリューションを」
ダートフィッシュ・ソフトウェアはプロから小学生まで幅広いユーザー層にご利用いただいております。
ダートフィッシュ・ジャパンは、チームや組織のニーズに合ったソリューションを見つけるお手伝いをします。
導入前のご相談や私たちのデモンストレーションを受けてみませんか?